SSブログ

PC-9801GS,PC-9801NC,PC-9810CS他(月刊ASCII 1991年12月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

特集「New Machine For 1992」をスクラップする。

PC-9801GS
ASCII1991(12)c02PC-9801GS_W520.jpg
ASCII1991(12)c02PC-9801GS写真1_W520.jpg
ASCII1991(12)c03PC-9801GS写真2_W444.jpg
ASCII1991(12)c02PC-9801GS画面1_W520.jpg
ASCII1991(12)c03PC-9801GSディスプレイ_W375.jpg
まとめ部分をスクラップする。
 CPUで同等のスペックを持つ機種は,カラーノートを除いて,今のところ98シリーズにはない。あえて比較するなら、PC-9801DA(386-20MHz)が候補になるだろう.40MbytesのHDDを内蔵したDA5の価格は59万8000円GSmodel1は、CPUが386SXであるものの,DA5に比べてメインメモリが2Mbytes多く,解像度640×480ドットの拡張表示モードもあり,PCM/ADPCMモジュールを搭載,SCSII/Fがあって,おまけに3本のソフトウェアまでインストールされて69万8000円である。その差は10万円しかなく、非常にお買得なマシンといえる。これから,DTV(デスクトップビデオ)を始めようとしている人や、画像に興味のあるユーザー,DOS5やWin3を使ってみたいユーザーには,お勧めの一台だ。
*ビデオボード(PC-98GS-02)
NTSC/S信号を入力,パソコン画面とビデオ画面の合成表示可能,画面の任意位置に縮小画像を表示可能デジタイズ機能,解像度640×400ドットまたは640×480ドット表示が可能(15万円)
 価格が69万8000円を「非常にお買得なマシン」はないだろう。この表現をするためにオプションだった装備を付いているとかソフトが付いているとか苦労している。また「お勧めの一台だ」とは勧めるなよ。あんたはメーカーの回し者か!?それに640×480対応モニタが必要でPC-98GS-C1が13万8000円となる。本体+モニタで83万6000円は高すぎる。

PC-9801NC
ASCII1991(12)c04PC-9801NC_W520.jpg
ASCII1991(12)c04PC-9801NC画面1写真1_W520.jpg
ASCII1991(12)c05PC-9801NC写真2_W492.jpg
ASCII1991(12)c05PC-9801NC写真A画面A_W326.jpg
ASCII1991(12)c05PC-9801NC写真BC_W488.jpg
まとめ部分をスクラップする。
 本体の大きさでは,NS/Eと比べて、厚みが2mm,重量が200gほど増加しているが,デザイン的に違いはなく,大きくなったという印象は受けない(写真2).PC-9801NCは,NS/E(27万8000円)に,CPUを20%高速化+メモリ2Mbytesカラー機能を追加したもので32万円高.携帯性を重視しないユーザーにはまだまだ割高感があるが,カラー液晶がいよい身近になったこと,パソコンの新しい世代が生まれようとしていると感じさせる.
 これは良心的な評価だ。

PC-9801CS
ASCII1991(12)c06PC-9801CS_W520.jpg
ASCII1991(12)c06PC-9801CS写真1_W371.jpg
ASCII1991(12)c06PC-9801CS写真2_W338.jpg
ASCII1991(12)c07PC-9801CS写真3_W461.jpg
まとめ部分をスクラップする。
 CSと,ほぼ同スペックのデスクトップマシン現行機はPC-9801DSになる.DSが35万8000円,CSは39万8000円(FDDモデル)ということは,4万円の差で12インチのRGBアナログCRTが手に入ることになり,デスクトップと比べるなら割安感はある.
 設置レイアウトの自由度の高さでは,本体をコンパクトにまとめたPC-9801UF/URなどの形状のほうが,CRT一体型のCSよりもいい。CSは割安であるということで,数多くのマシンを一括購入しなければならないような企業や学校などでの運用も期待できるだろう.

 妥当な評価だ。

Macintosh PowerBook
ASCII1991(12)c10MacPowerBook_W520.jpg
ASCII1991(12)c10MacPowerBook写真1-2_W374.jpg
ASCII1991(12)c11MacPowerBook写真3_W413.jpg
ASCII1991(12)c11MacPowerBook写真4_W316.jpg
ASCII1991(12)c11MacPowerBook画面1_W347.jpg
ASCII1991(12)c12MacPowerBook画面2写真6_W345.jpg
ASCII1991(12)c12MacPowerBook写真5_W350.jpg
まとめ部分をスクラップする。
機動力か処理能力か
 出先でも移動の途中でもMacを使いたいMac中毒患者には,迷わずPowerBook 100をお勧めする。ただしこれ1台でMacをしゃぶり尽くそうという向きには、いささか物足りないかもしれない.35万8000円という価格は魅力的だが,CPUパワーやFDD外付けといった点を考慮すると,PowerBook 100は,すでにMacを使っているユーザーのセカンドマシンとしてこそ威力を発揮するだろう.
 いっぽうPowerBook 140/170は価格こそ高めだが,表示部さえ我慢すれば,デスクトップと変わらない環境が手に入る.米国ではサードパーティが外部ディスプレイのアダプタを開発中といわれており,これと外付けのキーボードを利用すれば,デスクトップの省スペースマシンとしても使用できるだろう.
 なお,PowerBookと同時に,内蔵型のFax/Dataモデム(通信速度2400bps,エラー訂正/データ圧縮プロトコルにMNPクラス4/5,V.42/V.42bisを搭載し,付属のソフトウェアにより9600bpsでファクシミリの送信可能)など表2のようなオプションが発表された。これらも含めて,自分の環境と用途に合わせて選んでほしい.



Macintosh ClassicII
ASCII1991(12)c13MacClassic_W439.jpg
まとめ部分をスクラップする。
 ClassicIIは,Classicの上位機種であるばかりでなく従来のMac SE/30の実質的な後継機種でもある.SE/30からコプロセッサとProcessor Direct Slotを省いて拡張性を犠牲にした代わりに,低価格化が図られている。新しいROMの搭載により音声認識やSystem7の仮想記憶や音声入力が利用できるなど,なか「なか魅力的なマシンだ。CPUパワーもSE/30と同等で、通常個人がパーソナルコンピュータを使って行なう作業ならば、ほとんどストレスなしに処理できるだろう.ClassicIIは初めてMacを買おうという方にもっともお勧めできるマシンと言えるだろう.
 3.5インチFDDを1基内蔵したモデルの価格は29万8000円.Classicより12万円高いが,メモリが4Mbytes搭載されていることを考えれば実質的な差は10万円以下だ.SE/30との価格差は20万円にもなる(40/80MbytesのHDDを搭載したモデルも用意されている).
 ちなみに,アップルジャパンではClassicからの有償のアップグレードサービスも設定している(13万円.1992年開始予定).Classicのユーザーでスピードに不満のある方には,ぜひお勧めしたい.



Macintosh Quadra
ASCII1991(12)c14MacQuadra_W520.jpg
ASCII1991(12)c15MacQuadra写真1_W352.jpg
ASCII1991(12)c15MacQuadra写真2_W356.jpg

PC-386P
ASCII1991(12)c16PC-386P_W515.jpg
PC-386Pのまとめ部分をスクラップする。
 省スペース型のデスクトップマシンとしては,PC-9801UR/UFがある.大きさを比較してみると,横幅はほぼ同じもののUR/UFのほうが奥行きで60mm,厚みで14mm小さい.また,底面積ではPC-9801CSよりも386Pのほうが71%程度と小さい.
 価格は26万8000円と386GEよりも3万円安い386GEにはオプションによりハイレゾ表示が可能なので,省スペースを取るかハイレゾへの拡張性を取るか悩むところだ。ほぼ同スペックの9801CSと比較すると13万円安価だ。現状ではモニ夕は10万円程度で購入できるので,標準1Mbytes搭載されているメモリの分を加えてもお買い得と言えるだろう。できれば,MacintoshLCのように違和感なく本体に載せられる9インチ程度のモニタも欲しいところだ。



PC-386BOOK LC
ASCII1991(12)c17PC-386BOOKLC写真_W520.jpg
PC-386BOOK LC/LXのまとめ部分をスクラップする。
 価格を見てみると,LCとLXでは16万円もの差があり,アクティブマトリックスタイプの液晶の割高感は強い。TFT液晶を搭載するPC-9801NCと比べると,LCは6万円高価であるが,Lスロットによる拡張性やFDDを2ドライブ持つ利点を考えればLCの魅力も大きい持ち運びできるカラー表示マシンでは,可搬性の98NCか拡張性のLCを取るかを悩むところだ。


PC-386NOTE AE
ASCII1991(12)c17PC-386NOTEAE写真_W455.jpg
PC-386NOTE AEのまとめ部分をスクラップする。
 価格はNOTEAよりも3万円安くなっており,PC-9801NS/Eよりも4万円安価だ。すでに98NOTE用として販売されている周辺機器が,拡張バスの互換により利用できる点を考えればお買い得のノート型マシンと言えるだろう.
 例の文脈「○○(という点)を考えればお買い得のノート型マシンと言えるだろう」は信用してはだめだ。同じ文脈で私は色々な割高のものを買って自分を納得させるための言い訳にしていた。

PS/55Z30U, PS/55noteN23sx/51sx,PC/55Z10S,PS/5510T,PS/55Z5527
ASCII1991(12)c18PS55_W520.jpg
ASCII1991(12)c19PS55noteN23sx_W365.jpg
ASCII1991(12)c19PS55Z10S_W336.jpg
各製品のまとめ部分をスクラップする。
 30Uは,530ZSXと比べてCPUクロックが4MHzアップしたのもさることながら,高速(=GUI環境向き)でか次期標準規格の期待が持てるXGAを搭載した点がポイントである。価格的には3万円高くなっているが,ビデオメモリが標準で1Mbytesに拡張されていることを考えれば納得できる.モニタのサイズも1インチ大きくなって13インチとなり,パネルはフラットになるなどの改善も怠りない.モニター体型マシンはこのショウの前後に数社から発売されたが,グラフィック機能,CPUパワーの両面30Uは最高性能を誇る。ビジネス,ホビーともに最前線で活躍できる,今最も注目できる製品と言えるだろう.

PS/55noteN23sx,N51sx
 気になる価格は,40MbytesHDD内蔵のN23sxが旧55noteのHDDモデルと同じ35万2000円というところから見て,旧バージョンと同じ水準に据え置かれたと言えるだろう.機能強化された分だけお得になるわけだが,競合他社のノートパソコンと比べて格別安いというほどではない。とはいえ,速く,使いやすくなったのは確かであり,IBMPCアーキテクチャのノートパソコンを探している方には嬉しい選択肢が増えた。

PS/55Z10S
 10Sの価格は5510Zより3万円高くなっているが,CPUパワーが1.5倍相当になったうえ,386CPUの搭載はWindows3.0でマルチタスクが実現できるといった意義もあり、それを勘案すればかなりの値下げと言える.ホビーユースで考えれば、種類も豊富でマイクロチャネルに比べると安価なATのボードが利用できるメリットも大きい。価格面ではプロサイドや関西電機といったメーカーのPCクローンにはかなわないものの,日本電気やエプソンの同スペックのマシンよりははるかに安い。PCの世界を覗いてみる,PCで遊んでみるという用途にはぴったりのマシンではないだろうか。


DynaBookV J-3100SL
ASCII1991(12)c21DynaBook_W520.jpg

FM TOWNSII モデルUX/モデルCX
ASCII1991(12)c22TOWNS_W520.jpg
ASCII1991(12)c22TOWNS写真1_W520.jpg
ASCII1991(12)c22TOWNS画面1_W383.jpg
ASCII1991(12)c23TOWNS画面2_W447.jpg
ASCII1991(12)c23TOWNS画面3_W382.jpg

1B/note
パーソナルメディアのBTRONマシン
ASCII1991(12)c24BTRON_W520.jpg
ASCII1991(12)c24BTRON画面1_W520.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット