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UNIXとOS/2前編2(月刊ASCII 1991年2月号8) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

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国内ハードメーカー各社の動きを見る
 ビジネスUNIXの隆盛を示す例をあげれば……
(1) 非メインフレーマー,外資系メーカーがビジネス市場進出への武器としてUNIXマシンを相次いで投入(図2.3).
(2) UNIXならではのビジネス・アプリケーションがいくつか登場してきた.
(3) オフコンディーラーがUNIXマシンの販売を開始した(図4)。
(4) そして,メインフレーマー各社も来るべきビジネスUNIXの時代に向け、製品体系を整備――となる.
 ビジネス用と銘打ったUNIX WSはソニーの「popNEWS」,日本NCRの「TOWER」などすでに数機種が登場しているし、現在も数が増え続けている。
 1989年9月にBEシリーズを発売し,コンピュータ市場に再参入した松下電器は同製品について……
「BEシリーズは一言で言えば,開かれたオフコン.OSにUNIX SystemV,ネットワーク機能にNFS(ネットワーク・ファイル・システム)やTCP/IPを採用し,世界的な標準に合わせてアプリケーションの再利用性を高めてある。中小企業のホストコンピュータや大手企業の部門コンピュータ,パーソナルマシンのサーバー的役割として販売していきたい」と語り,ターゲットをビジネス市場に絞っている.
 1988年秋に登場したソニーのpopNEWSも狙いは同じだ.popDESKと呼ぶ独自のGUIを装備し,使いやすさとネットワーク機能の充実が武器になる.ソニーでは……
「ビジネス用途アプリケーションの品ぞろえに手間取ったため,販売台数は1989年後半まで累計2000台に満たなかった.しかし,データベースや表計算,ワープロなどの基本業務ソフトはすでに出荷したが,1990年後半までにはソフト資産を20種類以上にしたい。そのため1990年中にはpopNEWSを1万台程度売りたい」と,同社の販売戦略を語る.
 一方,外資系メーカーが目標にする市場はどうだろうか?
 日本ユニシスは「UNIX&UNISYS」キーワードに1989年からUNIXビジネスに本腰を入れている.同社では,主力製品をオフコンクラスのU5000/6000に設定し,これにMAPPERやLINCといった第4世代言語,人事、給与などの業務アプリケーションを載せた販売戦略を展開してきた。同社はこれまでシリーズ8(三菱電機オフコンのOEM)と呼ぶ独自OSのオフコンを販売してきたが,今後はUNIXマシンに切り替える方針だという.計画では……
「新規ユーザーには基本的にUシリーズを提案。従来ユーザーには周辺機器の互換性問題があるため,Uシリーズを売り込むのは困難だが,ソフト/ハード資産の充実に合わせてUシリーズへの移行を進める」とする.
 古参の日本NCRは1983年からUNIX搭載のTOWERをビジネス用として販売してきた。同社は「1989年4月時点でUNIX導入すみの企業は8%に過ぎなかったが,今後数年間の予定を見ると35%の企業がUNIX導入に積極的」と,これからが本番であることを強調する.
 日本ユニシス,日本NCRの両社とも, (1) 運用が難しい,(2) ビジネスユースに不可欠のリアルタイム処理ができない,(3) ファイル管理をはじめとするシステムの信頼性・セキュリティ機能が弱い――といったUNIXの弱点をカバーする機能を製品に盛り込んでいる.しかも、「ビジネスUNIXを販売するにはリモート・メンテナンスなどオフコンと同等以上の機能を実現したうえで,UNIXであることを見せないようにする必要がある(日本NCR)」とも言う.
 このほか、日本データゼネラル(DG)や日本ディジタルイクイップメント(DEC)もRISCチップ搭載のUNIXマシも,ンをビジネス用途に販売する考えだ。この際,武器になるのは日本DGが「CEO」,日本DECが「ALL-IN-ONE」と呼ぶ統合オフィスソフトだ.日本DGはCEOを同社UNIXマシンのAVシリーズに移植して製品化し,パーソナルマシンのサーバー用としてすでに販売を始めた。

 ビジネス分野≒ソフトハウスでよさそうな気がした。
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図2 全WSに占めるビジネス分野の割合(データクエスト調べ)。
エンジニア部門専用と考えられてきたワークステーションがビジネス分野にも広がりつつある。

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図3 企業規模別に見た1社当たりの購入希望台数(日本経営協会調べ).
中小企業ではパソコン導入を考える企業の割合も高いが,大企業では高価なオフコンを見限っているのかWSしか目に入らないようだ.

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図4 オフコン分野でのUNIX導入状況(日経コンピュータ調べ).
 年間売り上げ100億円以上の企業では,UNIXについて「すでに導入」,「導入を考えている」が「考えていない」を上回っている。このニーズにディーラーが目を付けないわけはない.

ソフトメーカーの取り組みは?
 ハードメーカー各社の意気込みに歩調を合わせるように,UNIXならではの機能を生かしたビジネスアプリケーションも充実してきた(図5).
 このひとつがトータル・マネジメント・サービス(TMS)が開発した中小,大手企業向けの会計ソフト「TAIS」である.SunMicrosystems社WSのSun-3上で動作し,マルチウィンドウ表示やプルダウンメニューを駆使した,マウスによる使いやすいGUIが特徴だ。「オフコンメーカーと競合する場合が多いが,実際に使ってもらうと商談はスムーズに進む(TMS)」.CRT画面の制約によりグラフィカルな表示が困難なオフコンに対し,使いやすさで差別化しているわけだ。「販売網が充実してきたため,今後は月に3システム程度の販売を見込んでいる(TMS)」と自信を見せる。
 SRAはソニーのNEWSと光磁気ディスクを組み合わせた電子ファイル・システム「MEFIS」を開発・販売している.人事情報システムで顔写真やイメージ情報を扱いたいとのニーズは強いが,オフコンではイメージ情報保存に適したメディアが少ない.光磁気ディスクのような新しい記録メディアを利用できるのはUNIXマシンならではのことであり、「すでにリクルートなど10数社以上に販売した(SRA)」との実績を見せる。
 また,従来のMS-DOSユーザーからの転換も進もうとしている.
 多いとは言えないUNIXアプリケーションを増やすために,MS-DOS上のアプリケーションをUNIX上に移植するためのツールも登場した。この代表例がエアーが販売する「XDOS」だ.XDOSは,8086系の機械語コードを解析し,ハードウェアアクセス部分を抜き出したうえで68000系の機械語コードに変換する.「自動変換こそできないが,MS-DOS用のアプリケーションをUNIXに移植する作業はグッと楽になる(エアー)」が売りものだ。エアーは,すでにオリジナルプログラムを持つソフトベンダーやメーカーなどにXDOSを,供給しており,UNIX上に移植したソフトもいくつか登場している.情報システムを設立した。また,監査会社の中央新光監査法人や,UNIX専門ソフトベンダーのアステックと組んでビジネス市場に切り込む。「条件によって最適なハードを選ぶため,ハードは特定しない(アスキー)」と,UNIXのオープンシステム性を主張する.
 大塚商会もサーバーや分散コンピュータとしてUNIXマシン(日本NCRのTOWER,ソニーのNEWS,日電のEWS4800など)を販売しているし,CSKもビジネスUNIXに本腰を入れ始めた。このほか,従来からの一般大手企業が新規事業参入の際にUNIXに目を付けて新会社を設立するなど,UNIXの販売会社は増え続けている。企業ユーザーの立場から見れば,「UNIX導入しか選択の余地がない」とも言える状況なのである.ともあれ、日本国内の状況では,ハードウェア,ソフトウェア,そしてディーラーが三位一体となって「企業ユーザーにはUNIXしかない」と主張しているようにも見える.

 さてここで,もうひとつのオープンシステム「OS/2」の動向についても触れねばならないだろう.UNIXが上位マシンからビジネス市場に降りて来るならば,OS/2はパーソナル市場からの展開を狙っている。両者がぶつかるとき,どちらが雌雄を決するのだろうか?

 MS-DOSのアプリをUNIXに移植するというのが面白い。私はUNIXのコマンドをMS-DOSに移植したASCIIのSOFTWARE TOOLS使っていて上流がUNIXで下流がMS-DOSだと思っていた。逆にMS-DOSからUNIXへとポロロッカのような逆流現象があったとは知らなかった。しかし、それならMS-DOSでそのアプリを使った方がいいのではないか。MS-DOSマシンなんてUNIXマシンから比べると安いものではないか。事業所なら買ってもいいのではないか。何が悲しくてMS-DOSアプリをUNIXに移植してまで使わなければならないのか。釈然としない。
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図5 ソフトハウスの次期開発用マシンおよびOS(ソフトウェア研究所調べ).
 ソフトハウスが期待するトップはPC-9801シリーズであるが,UNIXとOS/2の「検討中」の値が大きいのも気になる.ようするに「この両OSではまだ基盤が固まっていない」ということになるのだろうか?

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アプリケーションの種類はOS/2普及に関係ない?
 外部環境の変化に押されて1990年から急速にUNIXシフトが加速している.しかし,一方ではハイエンド・パーソナルコンピュータやWS用のOSとして「OS/2」を採用するユーザー企業も激増しているという。ホストコンピュータとの連携を重視してOS/2マシンを導入したケースが多いが,マルチタスク機能やGUIの良さだけではなく,総合的な可能性を見極めた結果も選択の理由として挙げている.OS普及に重大な影響を与えるアプリケーションの品ぞろえは,OS/2の場合どうなのだろうか?
 日本IBMがすでにOS/2 Ver.1.2を出荷中なのをはじめ,富士通,日電,日本ユニシスなど各社が1989年末から昨年初めにかけてVer.1.1の出荷を開始。メーカー各社の足並みがそろい,ユーザーの目から見てもOS/2が安定してきたのは明らかだ。OS/2はユーザー主導で普及が始まったのだが,彼らはOS/2選択に際してアプリケーションの数が多いかどうかを気にかけていなかった。パッケージ自体はここへきてようやく増えつつある。1989年頃は,「MS-DOSとOS/2では大幅に機能が違う.たとえばPMの機能を生かそうとすると操作系を完全に書き直す必要があり,ほとんどゼロから作るのと同じ手間がかかる(あるソフトベンダー)」と悪評で,パッケージはほとんどなかった.
 現時点で各メーカーが公表しているアプリケーションパッケージの本数は,日本IBMが約200本,富士通が170本,日電が120本といった具合だ。日電の場合,PM付きのOS/2 Ver.1.1対応のサードパーティ製ソフトは言語や開発ツールが多い。当初から日本語ワープロや簡易言語,通信ソフトなどが多かったMS-DOSとは対照的である.
 もっとも,1990年度中にはリード・レックスのデータベースMEGABOX/2,マイクロソフトのExcel(米国で出荷),イーストの表計算ソフトWinCalcやワープTextWriterなどが登場するという。また,ロータスの統合ソフトLotus1-2-3やアルダスのDTPソフトPageMakerなど米国の有力パッケージも昨年末までに出そろった。
 ビジネス向けでは,日本システム・ポイントからPMの機能を駆使した業務パッケージが1990年度中には出てくる.FAMIS/F1と呼ぶ中小企業向け会計処理ソフトがそれであり,ウィンドウ表 示やアイコン,マウスをフルに活用した使いやすいGUIと表計算やグラフ・ソフトなどとの連動が特徴だ.
 しかし,日本のOS/2市場ではローカルで稼働する汎用パッケージは当面それほど重要ではないと主要メーカーは見ている.「OS/2の場合はまず基幹業務ありき。パッケージは空き時間に動かす程度にすぎない.アプリケーションの種数はOS/2普及に直結しない(日本IBM)」という意見が代表的。各メーカーともOS/2ならではの,あるいはOS/2でしか実現できないソフトのニーズが大きいと考えている.
 メーカー各社が開発したパッケージを別の観点から見てみよう.スタンドアロンでの利用ではなく,ホスト・コンピュータと連携して動く製品を中核に据えているというOS/2ならではの傾向がはっきりと出ているはずだ。
 富士通,日本IBM,日電,日本ユニシスなどの数種類あるパッケージのうち,申し合わせたように各社が開発しているのが統合OAシステムだ。メインフレームをサーバーとし,OS/2マシンを介して電子メールや電子掲示板などの機能を実現するシステムである。このほかの日本語ワープロや表計算ソフトの多くは,統合OAシステムと連携する形で使用される.どの統合OAシステムもOS/2のPM環境が対象となっており,MS-DOSでは動かない(動かさない)。この点からも,OS/2はメインフレームユーザーに売られようとしているのが分かる(図6).

 やはりよく分からない。どんなのが「基幹業務」なのかすら分からない。こんな状態で記事を読んでも分からない。ASCIIはこのように一般ユーザを置いてきぼりにする記事があった。
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図 6企業のパソコンユーザーが関心を示すOSは?(INFOWORLD調べ)。
 OS/2とMS-Windowsとの関心度の比較では,MS-Windowsが優っている.システムをパソコンのままにするならWindowsの勝利だが,より高速のハードを導入した場合の比率は逆転するのだろうか? OS/2の競走相手は,UNIXではなくMS-Windowsになるかもしれない。

サポート強化でOS/2を推進
 メーカー各社のOS/2サポートにも気合いが入ってきた.とりわけ動きが目立つのが富士通と日電である.先行したのは日本IBMだが,富士通、日電も昨年4月から5月にかけてOS/2をハイエンド マシンやOAWS用のOSの中核に位置付けると発表し,全力投球の構えを明らかにした.
 富士通は昨年4月末にOS/2に関する製品戦略を発表している。要旨は……
(1) OS/2をMS-DOSまたは,APCS(F9450用のOS),OASYSの上位OSと位置付ける.
(2) アプリケーションパッケージをOS/2に順次移植する.
(3) サードパーティによるパッケージ開発のリクルーティングを推進し,1990年末までにOS/2用パッケージを300本に増やす――の3点である.
 富士通は以前から独自アーキテクチャのF9450とMS-DOSマシンであるFMRとの統合を進めてきた。今回の発表ではこれをさらに推し進め,OS/2をハイエンドマシンや,WSの基本OSに位置付けると明言したのである。また,自社SEに対するOS/2教育にも力を入れている.今のところOS/2用アプリケーションはユーザー企業ではなく富士通が開発するケースが大半だからだ。「すでに大半のSEはOS/2の基本やワークステーション・マネージャ(WM),PMを使ったプログラミングなどの教育が終わった.新入社員教育でも必須科目にしている(富士通)」.
 MS-DOSマシンで日電に大きく遅れをとった富士通は、お互いにゼロからのスタートであるOS/2で何とか巻き返したいと意気込んでいる.OS/2の潜在市場であるメインフレームは富士通のほうが圧倒的に多いという有利さもある.MS-DOSではソフト資産の蓄積が少ないゆえに苦渋をなめてきたが,OS/2では「仮にソフト資産が問題になっても,MS-DOSに比べ各社製品間の互換性は格段に高い」と述べ,楽観する.「シンプルな使い方をしているユーザーならF9450で十分だが,ホストコンピュータと連携しながら何らかの処理をこなす,あるいは複数ホストと接続する場合はOS/2になる.SISブームもあり,2~3年で当社ユーザーの9割はOS/2に移行する」と見る.
 日本IBMも「1989年から全新入社員にOS/2を教育している。これでOS/2が分かる人材を増やし,普及させるために必要なインフラ作りを進める」と説明する.日本IBMは書店販売を目的としてOS/2解説書も自社で出版した。一般向けの書籍を自社で出すのはこれが初めてであり,日本IBMがOS/2普及に力を入れている証拠と言えよう.
 国内パーソナル市場の最大手である日電は,昨年5月にN5200用のOS/2を発表,同時にPC-9801シリーズ用のOS/2とN5200用OS/2のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェイス)を統一すると発表した.
 このために同社は「NEC日本語MS OS/2API共通規約」を作り,高解像度表示モードを持つN5200とPC-9801間でオブジェクト互換をとれるようにした。これまではN5200の標準OSであるPTOSはマルチタスク,PC-9801のMS-DOSはシングルタスクという格差があったが,N5200でもPC-9801でもOS/2が動くようになると差別化ができなくなる.日電は従来,N5200はホストコンピュータ接続を基本にしたWS,PC-9801は汎用パーソナルコンピュータという線引きをしてきたが,それが崩れたのである。
 ここに至るまで日電のOS/2に対する取り組みは他社と比べ,いささか及び腰に見えた.ところが今回,一転して腰が座った感じである。これを象徴するのが,創立記念事業として昨年5月に竣工した新本社ビル「NECスーパータワー」に設置されたOAだ。同社はこのビル内のWS用OSにOS/2を選んでいる.当初2000台,1993年度までに6000台に増やすWSはすべてOS/2で動かし環境を合わせる.「MS-DOSはオンライン機能の面で問題があった。オープンなものを選ぶということでPTOSも除外した日電)」昨年の段階ではPTOSに決まったという話もあっただけに大逆転である.まだある。メインフレームと接続して使うビジネス用途のソフトウェアも,これまでは常にPTOS用がOS/2用に先行してきた.しかし,統合OAシステムのアラジンIIは昨年12月にまずOS/2版が出荷され,PTOS版は1991年春の出荷となった。明らかに優先順位が入れ替わっている.
 しかし日電には弱点がある。他社に比べてメインフレームユーザーが極端に少ないことだ。従来ユーザーにOS/2をドンドン売っていくというわけにはいかない。そこで目を付けたのが小規模企業向けのセールスだ。「まずは,オフコンに手が出ないような小規模ユーザーのホストマシンとして売りたい(日電)」さすが,中堅以下の企業に強い日電ならではというべきか?「OS/2は,MS-DOSのように汎用のパッケージが多いから売れるわけではない。と言ってオフコンのようにオーダーメイドのソフトとも違う.サードパーティが定型業務ソフトを開発し、販売店がハードと組み合わせて売れるようにしたい(同)」。このためにまず開発支援ツールをそろえ,1990年内には小規模ユーザーのシステムを集めた事例集を出版するという.

 ここまで,UNIXとOS/2について,ビジネス分野での普及を推進するハード/ソフトメーカーの取り組みを眺めてきたしかし,ビジネス市場を見るだけでは,OSの優位性を占うのに情報不足でもある。スタンドアロン環境のマシンを使う「個人ユーザー」についても検証を進めなくてはならない。後編は,個人ユーザへの展開とOS問題で一歩先を進む欧米での状況,さらにMS-Windows 3.0が引き起こした波紋を交じえ,「UNIXとOS/2のどちらが優位に立つのか?」をまとめる。

 ここまで読んでこの記事は一般ユーザには関係のない記事だと再確認した。NECの社内でOS/2を使おうと一般ユーザと中小企業、公官庁の末端部門には関係がない。これは主に素人ユーザが読むASCIIであるが誰に読まそうとした記事なのか。

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