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PC-9801NL,LTE Lite,MOBY RICK,X68000(月刊ASCII 1992年5月号9) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

「NEW MODEL IMPRESSION」からPC-9801NL,LTE Lite/25,MOBY RICK 486,X68000 Compact XVIをスクラップする。

PC-9801NL
仕様は「パソコン、ソフト、その他ハード(月刊ASCII 1992年3月号2)」を再掲する。
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 まとめ部分をスクラップする。
 98NLの1.3kgという重量は,パソコンの携帯を考えているユーザーにとってたんへん魅力的なものだ。CPUパワーが必要ならNS/Tを,カラー表示が必要ならNCを,そして携帯性を重視するならこのNLをと、ノートパソコンも使用目的に応じた選択の幅が広がってきた。液晶がバックライトなしの反射型であるため,使用環境にある程度の制限を受けるとはいえ、出張先や取材先から通信でデータをバリバリ送ってやろうというユーザーには,この98NLは見逃せないマシンといえるだろう。    (小日向)
 見逃せないマシンである98NLは見逃してしまった。

LTE Lite/25
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LTE Lite/25のまとめ部分をスクラップする。
ガチャポンでデスクトップマシンに変身
 Liteの最大の特徴は,本体を装着可能な「デスクトップエクスパンションベース」の存在かもしれない。このオプションにはCRTやキーボードなどの端子に加え,2つの16ビットISAスロット,HDD/FDD/CD-ROMを内蔵するためのインターフェイスを持つ。こちらにフルキーボードやマウス,ディスプレイなどを接続しておけば,Liteを前面から差し込むだけで即座にデスクトップマシンとして使え,外に出るときは抜き出せばすぐノートパソコンとして持ち運べる.このようなオプションを他社が発売していないほうが不思議だ.
VGAチップは速いが,漢字表示はあと一歩
 ベンチマークテストの結果を図1にあげる.CPU関係については,同CPU,同クロックのDynaBookV386/25(以下J-3100SLと略)よりはわずかに遅いという結果になった。
 画面表示の速度は,図にはないが386-20MHzのDOS/Vマシンよりも遅い結果になった。ただ,LiteのSVGAチップはDOS/Vのハードウェアスクロールと相性が悪く、普通のDOS/Vマシンでは不要のオプション(/HS=LC)を付けたためスクロールが遅いのはやむを得ない部分がある.
 一方,主に描画速度を計測するDimension International製のフリーソフトウェア「3DBENCH」では,J-3100SLを上回る値が出ており,VGAチップそのものは高速なもののようだWindows 3.0などで使う分にはLiteが有利かと思われる.
 さて、最後に価格を考えてみよう.Liteは,60MbytesHDDを内蔵するモデルが49万8000円.J-3100SLが40MbytesHDDでメモリも2Mbytes少なくて47万8000円であることを考えると割安感がある.98関連では,クロック周波数20MHzのPC-9801NS/Tが80MbytesHDD内蔵で45万8000円だからちょっと悩むが,CPUパワーを考えればLiteに分がありそうだ。加えて,デスクトップエクスパンションベースという魅力的な周辺装置と,1時間充電,3時間駆動のバッテリが心強い.高機能ノートを探している方には今一番お勧めできるマシンだ。     (野口)

 知らなかったと言ってもいいほどにこのマシンも覚えていなかった。

MOBY BRICK 486
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MOBY BRICK 486のまとめ部分をスクラップする。
もう少し安くなれば
 机の上に置いても「コンピュータ」のプレッシャーがなく,重いソフトも快適に動作するMOBY BRICKは魅力的なマシンだ。カラー液晶ディスプレイと組み合わせれば,究極の省スペースシステムといえる.しかしMOBY BRICK486は、本体だけで195万円.安価なDOS/Vマシンなら40万円程度で入手できることを考えると,HDDとメインメモリの容量の多さを100万円と換算するにしても、60万円の価格差をデザイン料と割りきるのは個人にはつらい.予算にゆとりのあるオフィス向けというところだろう。MOBYBRICKには,CPUにクロック周波数20MHzの486SXを採用したバージョンもあり,こちらは95万円とかなり安くはなっているが,それでも個人用としては高嶺の花だ.
 ともあれ,コンピュータのデザインを真剣に考えている姿勢は高く評価できる」パソコンも価格競争だけでなく,そろそろデザインの勝負もしてほしいものである.     (野口)

 尖ったマシンだったが記憶にない。これがアップルだったら売れたかもしれない。アップルだったらもっとスタイリッシュに作るだろうが。

X68000 Compact XVI
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スペック等はパソコン、ソフト、その他ハード(月刊ASCII 1992年4月号2)を再掲する。
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X68000 Compact XVIのまとめ部分をスクラップする。
 X68000 Compact XVIの価格は29万8000円。36万8000円だったX68000 XVIに比べて7万円下がったことによる価格差は,その大きさとともに魅力的である.とはいえ、欲を言えばハードディスクを内蔵できるようにしてほしかった。せっかく本体が小型化されても外部HDDを接続しなければならないのでは,せっかくの省スペース指向が無意味になるからだ。2.5インチや2インチといったようにHDDの小型化が進んでいるのでぜひとも対応してほしい.
 X68000 Compact XVIは,3.5インチFDDと640×480ドットの画面モード,そしてSX-WINDOWの機能強化で,その延長線上に想定される次世代マシンにつなげたいというシャープの思惑が伝わってくるマシンである。    (古谷野)

 何回も書いてるがX68000はもっと頻繁にモデルチェンジを繰り返したら良かったのにと思う。NECや富士通がやったようにちょっとスペックを上げたマシンを出しても反発を受けなかったと思う。当時のユーザは旧機種を下取りに出して新機種を買うということはよくあった。いまで言えば車だ。乗っている車を下取りに出して新車を買うという感じ。PC-9801の中古パソコンは結構あった。X68000はなかったのが失敗だと思う。

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