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パソコン、ソフト、その他(月刊ASCII 1991年2月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSをスクラップする。

ソニーがRISCチップ搭載のラップトップNEWSを発売
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NWS-3260の価格は175万円。
この当時はRISCと言えば高性能と思われていた。

日立がB32のカラーラップトップ,B16のノートを発売
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B32とかB16とか言われても思い出せない。
CPUが80386X(16MHz)のB32LTX・FDDタイプが67万8000円

IBMがPS/2最上位機種とOS/2 Ver.1.3を発表
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CPUが80486のPS/2モデル95XP486が196万1000円
価格設定がパソコンのレベルではない。

ロータス,Lotus1-2-3ハイレゾ対応キットを発売
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このときまでハイレゾ未対応だったのか。それではPC-98XA,PC-98RLを買ってもノーマルモードでしか使えず宝の持ち腐れだ。PC-H98が出てやっとハイレゾに対応したとはソフトハウスどれだけ98のハイレゾを除く扱いにしてきたのか。

コーラル,イスラエル型ウイルス用のワクチンソフトを発売
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そうえいばあった。13日の金曜日に発症するやつだ。

アンテナハウス,一太郎/OASYS文書コンバータを発売
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まだ新製品が登場していた。価格は2万4000円。

マイクロニクス,PC-9800用の日本語文字認識ソフトを発売
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価格は19万2000円。高かった。
要求されている動作環境も当時としては高かった。80386SX/DS以上のCPUを持つ9800シリーズ(80286はダメだった)、MS-DOS Ver.3.3以上、EMS容量3Mbytes以上。OCRってこんなに大変な作業をしていたのか。

メルコがエプソンNOTE/BOOK用のメモリボードを発売
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容量2Mbytesで3万9800円。ゲームをするだけならともかく、事務処理にも使おうと思ったら拡張は必須だった。

ランドがPC-9800拡張スロット内蔵100MbytesHDDを発売
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100Mbytesで17万8000円。これもか高額だった。

コーラル,各ノートマシン用のシガレットソケット電源を発売
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価格は2万9800円。これは良い製品だったと思う。需要はあったのではないか。

神戸製鋼,PC-9800用アクセラレータボードを発売
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CPUがT800、トランスピュータというそうだ。誰が使っていたのか?
価格は29万8000円から。

日電,超低消費電力タイプの4Mbitファイル専用メモリを発売
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電源を落としたときのバックアップ専用ということか?

松下電器が16MbitDRAMの出荷開始を予告
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DRAMは自社で開発して売っていた。日本のDRAM技術は良かった。

富士通が64MbitDRAM製造技術の確立に成功
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「3次元スタックト・キャパシタ・セル」、「位相シフト露光法」とか新しい製造技術を開発使用しながら新製品を作り出していた。今はどうなのだろうか。目新しい技術があるのだろうか。

ヤマハ,BTRONバス用LSIを試作
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まだBTRONのニュース記事があった。

日立が約2秒でサイン照合可能な汎用ニューロマシンを開発
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これはなんと評価したら良いのか分からない。

トロンは死んでなかった。
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トロン・ショウ'90電脳未来展開催
 昨年12月18日から20日まで,「トロン・ショウ'90」(主催:トロン・ショウ実行委員会)が,東京・池袋のサンシャインシティで開催された。会場では,トロン技術がどのように応用されていくかを電脳都市/ビル/住宅などの各プロジェクトで示したり,トロンに賛同する各企業が開発した関連製品を出展していた.企業ブースで目立ったのは,松下や富士通,日立製作所,三菱電機など大手電気メーカー。自社製のTRON仕様準拠のCPUを中心に,ビジネス向けのBTRONシステム/OSを実機展示していた.しかし,なかにはBTRON-OSの代わりにUNIXを走らせているマシンもあり,メーカーの今後の展開が気になる.
 一方,主催者サイドが展示した電脳都市/ビル/住宅の展示は,外観だけの縮小模型.これといった見せ場もなく,実稼動状態を気にする参観者からは,期待外れとの声も上がっていた.
 トロンは、操作の標準化,データの標準化,機能分散システム,オープンアーキテクチャの4点を考え方の柱としている.1984年2月に産学共同で発足したトロンプロジェクトも、現在では国内外の企業142社,および5団体が参加し,実用化を思索する段階に入った。今回のショウの共催団体でもあるトロン協会では,「1990年を“トロン元年”と捉え,今後のトロンプロジェクト推進によりいっそう力を入れる」としている


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松下電器,Sun社とSPARC技術で提携
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しばらく後になるがパナソニックのレッツノートは良かった。プロが使っていたのを見て興味を持ち子供にも買い与えた。堅牢なのが良い。

第1回日本コンピュータ将棋大会'90が開催
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柿木将棋、森田将棋が懐かしい。

米国ハイテク産業の動向から68040の記事をスクラップする。
68040出荷開始
 Motorola社は040の出荷を当初の予定より約2カ月遅れてやっと開始しだした。040は最後のCISCチップともいわれ、やはりCISCチップであるIntel社の486はもちろん,RISC系のSunのSPARCやMips社のRシリーズなどともライバル関係にあたる.
 486はすでに出荷開始から久しく,486を搭載したマシンも順調に市場に出てきている。最近はその価格低下も著しい。それに対して,040のほうはHP,Unisys,NeXT,ConcurrentComputerなどすでに各社が採用を決定しているものの,出荷開始がこのように遅れたため,システムの販売も同様に一時中止を余儀なくされてた。
 特にHP社はHP9000/300/400を昨年10月から販売すると発表したが,チップの遅れにより,これを12月に修正している.030バージョンから040へのアップグレード対策など余計な対応を迫られた.NeXT社も同様に,9月の新製品発表以来すでに030を搭載した旧ラインの製造を中止しているので,1万5000台ともいわれる040ベースのシステムのバックオーダーを抱え込み,10月以降正式に販売する製品がないという空白期間を余儀なくされていた.
 同社はMotorola社からかなりの量のサンプルチップの供給を特別に受けていたようで,この間にもある程度の製品を出荷していた.しかし,一時的であるにせよ,コンピュータメーカーが正式に出荷できるマシンがないというのは,異常事態といえよう。
 Motorola社によると,当面週1000個程度のペースで製造を開始し'91年終わりには週5000個程度まで拡張していく計画だ。単純な比較は難しいが,030に比べて整数演算で約4倍,浮動小数点演算で約10倍,ライバルである486に比べても同じクロックで約1.5倍の速度をほこる。こうした速度向上は、主に頻繁に使われる命令やアドレッシングモードをマイクロコードからハードウェアロジックに置き換えた結果で、平均1.3クロックサイクルで1命令を実行する(ちなみに030では3~4クロックサイクル/命令)040は先に述べたように,少なくとも10社以上がワークステーションに採用する予定で,'91年以降,特にエントリーレベルのワークステーションで10%から20%程度のマーケットを獲得するといわれている.  (ザイロンコーポレーション代表脇山弘敏)

速度向上にはやはりワイヤードロジックが効いたようだ。しかしながら生産が間に合わないのでは勝負にならない。私は結局68系CPUマシンを買わなかったが、買った486マシンが高速なので後悔は無かった。この点ではインテルを評価している。

Miscellaneous :behind the news
超伝導トランジスタと学生不足
 ニューメキシコ州アルバカーキにあるSandia National Laboratoriesで世界最初の高温超伝導トランジスタが開発されたという.エネルギー省とウィスコンシン大学が資金供与している開発チームが,タリウムと酸化銅の薄膜で素子を構成。メーカーの超伝導研究者は,Sandiaのデバイスそのものが工業的な革新をもたらすものではないものの,これを基礎としてより進んだ超伝導素子を開発できるだろうとコメントしている.
 明るいニュースとうらはらに,米国におけるコンピュータサイエンス専攻学生が減少している.教育省の統計によると,コンピュータおよび情報サイエンス専攻の学生は,ここ3年連続して減少.4万1889名がコンピュータサイエンスで学位を取得した1986年をピークとして,1989年には27%も減少した。専門家は,コンピュータを取り巻いていた神秘性がなくなってしまったためと分析.さらに,コンピュータサイエンスを専攻する学生たちがすぐに直面するその辛さ(時間の浪費,退屈)にあるのでは,とか,メーカーが非常に使いやすいコンピュータを作ったことで,コンピュータ自身がただの家庭用品,あるいはビジネスの道具になってしまったからではないかという。「コンピュータが身近になったことが,人々にコンピュータ科学の本当の意味を誤解させてしまっている」と言う教授もいるが,実は,ビジネス界で成功するためには,コンピュータとは何かを知るよりも,いかに使うかにかかっていると学生が考えはじめているようだ.
 ビジネスといえば,MCA買収で目立ってしまった松下電器が,National Semiconductorからワシントン州にあるチッププラントを買収した。国家保護と独占禁止に関する調査を受けなければならないが,この保護に関する部分が和らげばと,両社とも技術や製品が松下に流れないことを強調している.土地,設備,およよび機器のみが含まれており,「必然的に不動産のみの取り引き」という.この工場は,松下にとって米国最初の半導体工場となり,ロジックデバイス,DRAMなどをここで生産する.現在この工場では600名ほどが雇われているが,松下は500名ほどを再雇用する予定.「機器の価格が上昇しているこの時期では,バーゲンともいえるプラントだ。新たに作るよりも買ったほうがずっと安い」と松下は語る.

高温超伝導トランジスタ本当にできたのか。使い物になるものができたのか。32年後から振り返り見るとそんなものが登場したとは寡聞にして知らない。
 もうコンピュータサイエンスが低調になってきたのか。構造化プログラミングが科学だった頃から20年以上経ったのだから仕方がないか。
 この頃は松下電器が米国の技術を盗むと見られていたのか。もしかすると盗んだか?もしそうなら中国並みだ。中国はもっとはっきり盗むというか技術を置いてけだから。

ネット3題
 Infonetは,ノート型マシンをターゲットとした「Notebook Network」を開始する.国際VAN,電子メールおよび情報サービスを合わせたもので,国際通話料金を支払うことなく115以上の国々からアクセスできるのが売りという.通信ソフト「Notice Notebook」は'91年初めに発売される予定で,IBMPC系マシン用という.なかなか楽しみだ.
 その2.米3大BBSの1つProdigyが,料金増額と電子メール検閲でたたかれている.発端は,他入にジャンクメールを送りつけたとか,料金増額を邪魔しようとした人々のIDを末梢したこと,これによって,「電子メールが検閲されている」という非難が上がり,怒った加入者らは,他のユーザーにもボイコットを働きかけた。
 和解するため,Prodigy側は新しいガイドラインを提示.「Prodigyは個人的な電子メールを読めないものとする。メッセージは,受信者と送信者だけのものである.Prodigyは電子メールを「個人活動だけのためのもの」とし,商業目的のためではないものとする」とある.一方,誰もが読めるPublicBulletinBoardのメッセージは,掲載前にオフィシャルの目を通さなければならないことから,いまだ不満は収まらない模様。もともとの議論は新しいメール料金についてのものだったが,問題はこじれてしまったよう.
 その3.反体制のコンピュータユーザーグループ「Legion of DOOM」の3人に判決が下った.ジョージア州に住む21歳の青年が21カ月の刑を,2名の共犯者(23と22歳)は14カ月の判決を受けた。3人は9つの州にわたる911番緊急用ネットワークに入り込み,アクセスコードを他のコンピュータユーザーに流した。侵入は,1987年9月から1989年7月の間に行なわれ,盗み出されたプログラムはある電子関係のニュースレターに載ったという。弁護士は「彼らは,目の前におかれたコンピュータ世界のドアに溺れ,知識の探求をしたまでだ」と弁護した。あまり説得力がないような気がするが.

「ジャンクメールを送りつけた」今ではメーラーが危険なメールを振り分けてくれるが、ユーザが望めばプロバイダの方でフィルタリングしてくれる。これは検閲に当たらないということなんだろうな。
Apple3題
 Apple社の動きを3つまず,VLSI社,英Acorn社とともにRISCのベンチャー企業を設立した.Advanced RISC Machines社と名付けられたこの新会社は、32bitチップ市場をターゲットとしてAcorn社のRISC技術を発展させるということで,Acorn社は150万ポンドのRISCに関する知的所有権を新会社に移したという。Apple社は150万ポンド,VLSI社は25万ポンドをそれぞれ新会社に投じている.ここで開発したチップが即Apple社の次期CPUとなるのかと思ったが,LBPやディスプレイカード用のチップを開発する模様である.
 2つ目は,AppleIIGS用のHyperCardの発表機能は,Mac用のVer.1.2.5をベースとしてカラー表示能力を追加したもので,価格は99ドル.1.5MbytesのRAM,システムソフトウェア5.0.4以上,FDD1台およびHDまたはネットワークに接続されている必要があるという.'91年2月中旬に発売予定.
 3つ目は,John Scullyがシェア拡大を予言,'91年の同社のマーケットシェア拡大に関して,「とりわけ,下位機種のマーケットが拡大していくことを期待している」と述べたという.68040搭載のMacは開発につまづいているという報道もある中,強気である。
 対する(?)Commodoreは,200万台目のAmigaが売れたと発表。1985年に登場し,'89年初めに100万台を超え,昨年は記録的な伸びをみせ,末には200万台を突破した。

どうだろう1991年のMacは成功したのだろうか。32年後から来たという設定の私は覚えていない。未来人であることの証明は難しい。

Mini Dragonsの危機?
 韓国のコンピュータ業界がスランプにあるというニュースが入った。関係者は,「労働賃金の増加,市場の行方を見失った,ライセンス技術に頼りすぎたことなどがあだとなって韓国の競争力を極端に低下させてしまった」と語る.経営陣は,これらの問題は市場調査にもっと時間と金をかけて情報を得ることで解決できるというが「一番大きな問題は,構造的なものかもしれない」と考えているという.現在,韓国のコンピュータ工業はいくつかのコングロマリットに握られており,これらが急激な市場の変化についていくことは難しいのではということらしい。韓国のパソコンの輸出は,'89年には674万ドルだったものが'90年には427万ドル,つまり37%も急激に低下。対米輸出も45%落ちて195万ドルになったという。本当だろうか.
 隣の中国では,エレクトロニクス博覧会が開催された。約600以上の国内の企業,大学などが北京博覧会会場に集結。7日間にわたるこの博覧会には,電子コンポーネント,コンピュータ,エンジニアリングおよび軍事機器を含む5000種類の製品が展示されているという.

韓国製のコンピュータ全然覚えていない。中国はこれから外国の技術を奪って発展していく。多分分かっていても中国市場で儲けようとすると罠を逃れることができない。

コンピュータ配達に待った
 米郵政省は,オハイオ州アクロンにおいて,休日の配達を迅速に行なうためのハイテクプログラム実験を予定していたが,プライバシー侵害を引き起こすのではないかと議論を呼んでいる.内容は,まず,個人や企業が休日の配達先住所を郵便局に知らせる.郵便局は,そのデータをバーコード化し,郵送ラベルにプリントして,それぞれの個人や企業に送る。利用者は発送者にあらかじめこのラベルを送付して,自分宛ての郵便物に貼付してもらう.局はコードとコンピュータファイルを照合して配達するというまだるっこしいもの。問題はファイルの保存についてだ.
 反対側は「これは郵便を送る側も送られる側にとっても恐ろしいことだ。もし自分が受け取ったクリスマスカードが,ある事件の容疑者である人から送られた,ということでFBIに調査をされていたらどうだろうか?医療福祉関係,政治活動グループなどのリストは,その患者や活動家たちにとって非常に深刻な問題に発展するおそれもある」と述べており,全国展開には議論が必要のよう.

これはどうなったのだろうか。多分続報はASCIIにないだろう。雑誌記事はこういう放り投げたような記事がある。


 さて,昨年12月からNTTの電話番号案内104が有料化され,パソコンによる番号案内「AngelLine」も始まった.パソコン通信のできる環境の人ならアクセスできるのでぜひやってみよう.なにしろ104は1件30円だが,こちらは1件10円(3分まで)。23時から6時までは4分10円である。電話番号0190-104-104,通信速度:2400pbs以下,プロトコル:8bitノンパリティ,漢字コード:JISである.いつも使っている通信ソフトがあれば,一般の大手BBSと同じプロトコルなのでそのままダイヤルしてみるといい。もし,文字が化けたら,漢字コードが違っているので,各ソフトの設定をしなおす。検索条件は半角のカタカナか全角ひらがなで入力.企業,個人名に都道府県と市群,区町村までは少なくとも入れる必要がある.そして,個人名なら5件,企業名なら50件に絞られたら,一覧が表示される.それ以上の場合は「特定できません」というメッセージが出るので,そのときは,名前や詳しい住所を入れればいい.
 まず,調べたくなるのが自分の電話番号.ハローページと同じだが、住所が番地まで出るのでちょっと怖くなる。これを使えば,住所しか知らない女の子の電話番号を調べることもできる.市や区まで分かっていればいいわけで,名字が珍しければ一発で見つかる.
 最大の難点は,一度検索が成功すると(つまり,絞り込みが成功すると),回線を切って、再度ダイヤルしないと次の検索ができないということ.自動運転によって大量データを取得させないためだろうが,意味がない。その気になれば,リダイヤルで自動運転できるので,不便なだけだ.3分当たり10円取っていただいて結構なので、長時間楽しませてほしいもの。
 ちなみに,NTTでは,検索ソフトを無料配布している。アクセスしながら条件を入力できて,かなり便利。対応機種は98,J-3100,FMR,AX,PS/55などで大手BBSにもUPされている模様。タダといえば、今回の104有料化とともに全国の電話帳もタダになったので,近県のものをもらいに行こう!
 もうひとつ12月から始まった「電子化」が特許庁の出願。個人にはなじみがないが,年間70万件以上もの出願があり,審査が促進されるという.通信による出願とFDの持ち込みの2種類があるが,FDが飛んでいたとか、回線がビジーで出せなかったため競争相手に先を越されたなどといった逸話ができるかもしれない。電話ねたの最後はみなさん注目の「超小型携帯電話」だ.NTTが,IDOやセルラーより小さい「世界最小」の携帯電話を開発し,4月からサービスを始める。重量は230gで,体積は150ccと,ミニモより3割小さいうえ,通話待ち可能時間はミニモの9時間から16時間へ,連続通話時間は30分から45分へと延長している.まさにノート型パソコンなみの新機種戦争である.
 ただし,来年にはデジタル式に移行が始まるし,'94年には,現在の通常の電話機と同様に,販売が自由化されるという。留守番電話やコードレスのように,家電系メーカーが参入すれば,高機能・低価格化が期待できる.前に話した「地球上ならどこでも使える携帯電話構想」もあるし,いつ買うかはなかなか難しい。ノート型パソコンに内蔵されたものも欲しいが,そのうち「留守番機能付き携帯電話」などという機種が出るかもしれない。

携帯電話は料金も高くまだまだだった。





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