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PC-H98,PC-286NOTEF他(月刊ASCII 1990年4月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

PRODUCTS SHOWCASE他をスクラップする。

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NESA搭載の次世代98マシンだが成功したとは言えなかった。
model70-002が99万5000円、model70-100が168万円と一般ユーザ向けではなかった。
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表1 PC-H98model70の基本仕様(抜粋)
ハイレゾモードノーマルモード
CPU i386 クロック周波数33MHz
33/20MHz33/20/8MHz
漢字24×24ドット 40字×25行16×16ドット 40字×25/20行
グラフィック1120×750ドット640×200/400ドット
表を抜粋して改めて感じたのはノーマルモードで640×200ドットがあったこと。ここまで互換性にこだわるかと思う。ゲームならこのCPUでは速すぎて遊べないと思う。遊べてもごく少数だろう。BASICで作ったプログラムを動かしたいというのなら作り直せといいたいぐらいだ。ごく少数しかいないであろうユーザを守ったというのだろうが、先進ということは昔を捨てるということだと思う。昔のソフトを動かしたいのなら昔の機械を確保するのが吉だと思う。
 価格は高いが、MS-windowsやOS/2、プレゼンテーションマネージャ上でアプリケーションをどんどん利用するというユーザーは,ぜひ手に入れたいマシンである。
まとめの部分だが、これはない。提灯記事もいい加減にしろという思いだ。

PC-286NOTE F
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表1 NOTE Fの主な仕様(抜粋)
CPUV30(クロック周波数10MHz)キーボード操作により8/5MHzに切り替え可能
ROM1.2Mbytes
バンドルソフトMS-DOSVer.2.11(通信機能付き),EGBridge
ICカード1スロットICカード(128/640Kbytes),RAMドライブカード(1.25Mbytes),アプリケーションICカード使用可能
電源ACアダプタまたは内蔵NiCd電池
内蔵NiCd電池で最大3時間使用可能
外形寸法315(W)×254(D)×42(H)mm
重量2.5kg
消費電力10W(最大16W)
価格19万8000円

 NOTE FはアプリケーションICカードやMS-DOSと通信ソフトんのバンドリングなど、SSや98NOTEにはない魅力がある。本体の重量もSSや98NOTEより200g軽い。液晶ディスプレイにバックライトがないのは好みの分かれるところだが、バッテリで最大3時間の使用ができるのは魅力だ。アプリケーションICカードを差せば、パーソナルワープロ的な使い方もできるので、初心者にも勧められるマシンだ。
このまとめ部分も微妙だ。欠点を好みの分かれるところだと書き、〇〇をすれば初心者にも勧められると書けば否定的な記事であることを隠すことができるという点で文章を書くときの参考にできる。

PC-386M
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 価格は、STDで32万8000円と安く、286VXより2万円安く、286VF(80286 12MHz)よりも3万円高いだけである。同じ80386SXマシンである9801RS、ESと比較しても、それぞれ7万円、12万円も安い。スキャナのインターフェイスとFM音源の内蔵、256色表示のスペックでありながら、この価格はお買い得である。ホビーユーザーにはお勧めのマシンだ。
やっと普通の評価によるまとめがあった。ホビーユーザーとは私のいうところの一般ユーザのことだ。家庭にあるPC-9801をホビー以外つまり業務に使っている人はあまりいない。

PC-286VX
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386Mと286VXのCPUと価格は
PC-386M STDが80386SX(16/40-6MHz)で32万8000円
PC-286VX STDが80286(20/10/6MHz)で34万8000円
286マシンの方が高い。
 286Mの速度は乗算が速いためであり、ワープロなどのアプリケーションレベルの速度を優先するのであれば286VXとなる。286Mがホビーユースであり、286VXがビジネスユースであることを考えると、速度よりも目的に合わせて購入するのがよいだろう。
このまとめも変。386Mの方が良いのは明らかだろう。評価記事には困ったものだ。
コラム記事をスクラップする。
MS-DOS Ver.4.01
 セイコーエプソンより,MS-DOSのVer.4.01が発売された。同社のMS-DOSは,Ver.3.1が最新版であったため,日本電気のVer.3.3ではすでにサポートされているEMSやSCSIはサポートがされていなかった。今回のVer.4.01により,初めてEMS,SCSIがサポートされたわけだ。
 EMSは,LIM4.0に準拠したもので,ページフレームはC0000hまたはD0000h以降この空間に開けることができる。日本電気のMS-DOSVer.3.3は,D0000hから開けることができないので,拡張されていることになる.また,RAMディスクドライバも付属する.
 SCSIは,Ver.4対応になっており,Ver.3.3のMS-DOSが1ドライブ128Mbytesが上限であるのに対し,Ver.4.01では2Gbytesまでを認識できるようになった。SCSIは4台までのハードディスクをつなげることができるので,8Gbytesもの外部記憶が可能になったわけだ。
 これ以外のVer.3.1とVer.4.01の主な違いは,graph.sys,font.sysのサポート,各コマンドの強化などである。
 IBMPC用のVer.4には付属しているDOSシェルは残念ながら付属しない。
 Ver.4.01は,Ver.2.1およびVer.3.1/3.3とディスク管理の方法が一部変更されており,アプリケーションの中には動作しないものがある.そのため,epsondというコマンドが付属しており,アプリケーションの起動前に,ディスク管理情報をVer.2.1,Ver.3.1/3.3のものに変更している.アプリケーション終了後は,再びepsondを使い,ディスクの管理情報をVer.4.01のものに直さなければ,コマンドの実行ができない。面倒ではあるが,アプリケーションが対応するまでは仕方のないところだ.
 これらの改善により,セイコーエプソンのMS-DOSはVer.4.01で,やっと日本電気のVer.3.3に追い付いたという感じである.

昔からOSのバージョンアップに付き合ってきたがWindowsと違って見た目が変化していないので意に沿わないバージョンアップだった。

CompaqLTE/286
写真だけスクラップする。
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98NOTEとDynaBookの比較記事はアプリケーションについてだった。
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一部を抜粋してスクラップする。
J-3100SS

ハードRMとレジュームの威力

 98NOTEと同様に,1台のFDDと,内蔵のハードRAMをフルに利用する.ハードRAMは標準で896Kbytesだが,さらに2Mbytes増設可能.ATOK7用の辞書がROMで搭載されている.増設したハードRAMがバッテリでバックアップされることと,MS-DOSが添付しているなど,98NOTEより使いやすい点は多い。
 レジューム機能もその1つで、電源のON/OFFでもMS-DOSを再起動しないですむ.つまり,IO.SYSといったシステムファイルやATOKのドライバなど,メモリに常駐してしまうものは,FDで起動後,ハードRAMに置いておく必要がなくなる。その分,プログラムファイルを入れられる.
 アプリケーションは,ハードRAMの使い方によって,大きく2種類に分けられる.

 レジュームがなければ買わなかった。98NOTEを買った知人は家にPC-9801デスクトップを持っていなかったので98NOTEを買ったのも納得できる。でもレジュームを使ったらもう98NOTEなんて目ではなかった。
転送ユーティリティ

 ノートパソコンはハードディスクや5インチFDDを内蔵できないものが多い。これを補うのがRS-232Cポートなどを利用したファイル転送ユーティリティだ。最近は外部ドライブも低価格化したが,ケーブルのように持ち歩けないのでこれらのソフトは重宝するだろう.
 この分野で代表的なのは,MAXLINK((株)メガソフト1万8000円)だ.
 パソコン同士のRS-232Cポートを付属のケーブルで接続し,高速なファイル転送や相手のディスクを自機のドライブとして使用するなどの機能を持つ.
 画面に一覧表示されたファイルをカーソルキーで複数指定し,40000bps以上という高速で転送することができる.PC-9801用とSS用がある.PC-9801用は98同士をつなぐためのもので,他の機種とつなぐ場合はその機種用のMAXLINKが必要だ。SS用はSSとPC-9801をつなぐためのものでSS用の3.5インチと98用の3.5と5インチの3枚のディスケットが付属する.

 MAXLINKは実に良かった。専用のケーブルが付いていたが、より長いケーブルを自作し使っていた。そうするとDynaBookを机上に置き、パソコンラックにあるPC-9801に繋ぎ使うことができた。ワープロで読み込み印刷するときDynaBookを移動する必要がないので便利だった。










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