ソフト、その他ハード、エレクトロニクスショー(月刊ASCII 1990年11月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
ASCII EXPRESSをスクラップする。
ロータス,Lotus1-2-3 R3JをFMRシリーズに移植
OS/2用でも各機種ごとに移植をしなければならないとは。OSのありがたみがない。
アンテナハウス,WinATOKをバージョンアップ
ジャストシステムはWindowsに対応していなかった。
KMC,MS-DOSのメモリ拡張ソフトを発売
京都マイクロコンピュータのDOSエクステンダーであるEXE286。DOSエクステンダーは使ったがどこのものかは覚えていない。データを山ほどメモリに展開したいシミュレーションにはDOSエクステンダーは必須だった。
サムシンググッド教育機関向けのソフトセットを発売
日電HE,ポータブルタイプのPCEngineを発表
このころファミコンの対抗馬はPCEnigineだった。
三菱,PC9 Ver.4準拠のSRAMカードシリーズを発売
厚さが3.3mmで68ピンのコネクタ形式だった。今でいうところのICカードとは違うものだった。
アスキーがICカードの標準規格準拠のI/F用LSIを開発
こんなチップをカードに入れるのだから厚くもなる。
メルコ,シリコンディスドライブを発売
33年前のSSDは現在と似ても似つかない。
ICN,98NOTE対応の外付けHDDを発売
40Mbytesで11万8000円
システムハウス,カートリッジ式HDDを値下げ
容量が書いてない
テクノジャパン,PC-9800用の低価格な内蔵型HDDを発売
80Mbytesで13万8000円。
神戸製鋼所,Mac対応の大容量HDDを発売
なぜ神戸製鋼所が?320Mbytesで89万8000円
東芝が容量43Mbytesの小型HDDユニットを開発
「磁性体の抗磁力を高め、さらに薄膜形成法によるヘッドを採用」とのこと。
キヤノン,ビデオフロッピーディスドライブを発売
よくわからない製品だ。
ヤマハがISDN回線でFDデータを送受信できるFDD搭載通信端末を発売
これが欲しいところはどのくらいあったのか。
三菱電機,カラー動画が伝送可能なテレビ電話システムを発売
1セット330万円
モトローラが68020ベースの統合プロセッシングユニットを投入
富士通がドット/ベクトルデータを相互変換するLSIを発売
使われたかどうかよくわからない製品紹介があった。
富士通,住民票の自動交付機を自治体向けに発売
富士通は昔から公官庁へ食い込んでいた。1円入札ということもあった。システム維持にかかる費用で儲けようとしていた。
ノート戦争について書いてある。私がDynaBookを買ってからまもなく各社がノート戦争に参加したのか。1989~1990年はパソコンが大きく変化した開始年だったようだ。
「日本では型番を変えて値段を下げるという作戦が主体だが,米国ではそのままガンガン値下げする」そうだった。店頭での値引きが始まるとそろそろ新機種が出ると分かったものだ。新機種の登場時期が素人にも予測できそろそろ安くなるかなとパソコンショップに価格を確認に行ったものだ。
「(2.5インチHDD)ドライブを製造しているのが,日本ビクターや米Conner社に限られている」そうだったのか。日本ビクターはいつまでHDDを製造していたのか。「Quantumのドライブは松下寿電子社製」松下寿電子社は懐かしい。この当時HDDは日本製品が主だったのか。
「ICメモリカード」も懐かしい。これはSONYのFeliCaとは違って、また今のSDカードとも違う、PCカードのことだと思う。
私は職場からの連絡用に持っていたが、「待ち合わせ用に個人でポケベルを持つ人も増えたようだ」なのだそうだ。「受けたメッセージを画面に出すくらい,今の技術ならすぐにできる」子供たちが数字で4649とか0906で連絡取り合っていたのが思い出される。
「PC-9801シリーズ用のWorksの出荷が始まったが,1億円をかけてキャンペーンを展開中.第1ロットは1万本の予定だったが,予約が殺到し、急きょ2万本にしたという話だ」本当かこれ。そんなに初動が良かったのか。
「中国のパソコン生産台数は年間10万台程度」この頃は確かに脅威ではなかった。甘く見ていた。
エレクトロニクスショー'90の記事から写真をスクラップする。
ロータス,Lotus1-2-3 R3JをFMRシリーズに移植
OS/2用でも各機種ごとに移植をしなければならないとは。OSのありがたみがない。
アンテナハウス,WinATOKをバージョンアップ
ジャストシステムはWindowsに対応していなかった。
KMC,MS-DOSのメモリ拡張ソフトを発売
京都マイクロコンピュータのDOSエクステンダーであるEXE286。DOSエクステンダーは使ったがどこのものかは覚えていない。データを山ほどメモリに展開したいシミュレーションにはDOSエクステンダーは必須だった。
サムシンググッド教育機関向けのソフトセットを発売
日電HE,ポータブルタイプのPCEngineを発表
このころファミコンの対抗馬はPCEnigineだった。
三菱,PC9 Ver.4準拠のSRAMカードシリーズを発売
厚さが3.3mmで68ピンのコネクタ形式だった。今でいうところのICカードとは違うものだった。
アスキーがICカードの標準規格準拠のI/F用LSIを開発
こんなチップをカードに入れるのだから厚くもなる。
メルコ,シリコンディスドライブを発売
33年前のSSDは現在と似ても似つかない。
ICN,98NOTE対応の外付けHDDを発売
40Mbytesで11万8000円
システムハウス,カートリッジ式HDDを値下げ
容量が書いてない
テクノジャパン,PC-9800用の低価格な内蔵型HDDを発売
80Mbytesで13万8000円。
神戸製鋼所,Mac対応の大容量HDDを発売
なぜ神戸製鋼所が?320Mbytesで89万8000円
東芝が容量43Mbytesの小型HDDユニットを開発
「磁性体の抗磁力を高め、さらに薄膜形成法によるヘッドを採用」とのこと。
キヤノン,ビデオフロッピーディスドライブを発売
よくわからない製品だ。
ヤマハがISDN回線でFDデータを送受信できるFDD搭載通信端末を発売
これが欲しいところはどのくらいあったのか。
三菱電機,カラー動画が伝送可能なテレビ電話システムを発売
1セット330万円
モトローラが68020ベースの統合プロセッシングユニットを投入
富士通がドット/ベクトルデータを相互変換するLSIを発売
使われたかどうかよくわからない製品紹介があった。
富士通,住民票の自動交付機を自治体向けに発売
富士通は昔から公官庁へ食い込んでいた。1円入札ということもあった。システム維持にかかる費用で儲けようとしていた。
Miscellaneous :behind the news
値下げ攻勢はまじめに続く
9月の話題は,大型機ではIBMと富士通の次世代マシン発表,ワークステーションではNeXTの新製品だった。その影に隠れながらも,パソコン関連の発表や噂は絶えず発信されている.
毎度にぎやかなノート戦争だが,3つの日本メーカーの参入が明らかになった.
まずは、新日本製鉄がIBM PC互換のノート型パソコン「リブレックス」を発売する.CPUは286と386SXの2機種で,重量は2.5~3kg,価格は3000~4000ドルとなる見込み。当面は米国のメーカーに生産を委託する.
もう1つはEpson America.NB3という386SX搭載マシンで,2.6kg,16階調表示のVGA対応白液晶ディスプレイ付き.FDDと20/40MbytesのHDDを内蔵。サイズは216(W)×297(D)×43(H)mmで,RS-232C,プリンタ,外部CRT出力,テンキーボードのコネクタ付き.387SXを装備するスロットも付いている.さらに,オプションのドッキングステーションには,120MbytesのHDDやATコンパチの拡張スロット,フルキーボード端子などが付く.
3つ目は三洋電機で,これはスペックは明らかではないが,16bitCPUを使い,3000ドル以下を目指すという。3社ともCOMDEX Fall(ラスベガス:11月12日~16日)で展示して,年内に発売の予定だ。
米社では,Zeosが286CPUでFDD/HDD内蔵,VGAディスプレイ搭載のノート型を発表,3kg以下で2000ドルを切る価格で発売した.
悪いニュースとしては,Compaqの主力ノートマシンLTEとLTE286のケースにヒビ(HairCracks)が入るというクレームが出てきた。同社としては初めての不良品騒ぎのようで,材料や製造課程をチェックしているという.毎回お伝えしているような東芝との壮絶な戦いの中で,手痛い事件である.
Dell Computerはポータブルの新機種を発表。20MHzの386SXにVGA液晶,FDDとHDDを搭載して3899ドルという.対応するCompaqのSLT386s/20との比較広告で大きくセールスしている(写真1).
デスクトップマシンでも過激な値下げ競争が続いている.HP社は286系を値下げしたと思ったら,ハイエンドのVectra486シリーズを最高4600ドルも値下げ。続いてCompaqが386/sxを搭載したモデルを300~1500ドル値下げした。そしてIBMもPS/2を200~300ドル値下げ.先月のノート型の値下げ競争も激しかったが,これもすごい.日本では型番を変えて値段を下げるという作戦が主体だが,米国ではそのままガンガン値下げする。分かりやすくていいが,買い時が難しい.
Dell社はこれまで直販のみをモットーとしていたが,今回Soft Warehouseという米国最大のパソコン・スーパーストアと提携.同社は「これで触ってから買うことができるようになりさらに売り上げが伸びるだろう」と述べている.
対するApple社は,本号が発売となる直前に例の新製品を発表(のはず)。1ヵ月前には,MacIIciの20%値下げも発表したが、こうした発表と株価の動きを見るのも楽しみの1つとなる.そして,Adobe社との「技術提携」の発表も行なわれたが,中身は不透明.「PostScript vs. TrueType」の戦いはどこへいくのか。そして今後のMicrosoftの出方はいかに.
また,Appleは東京証券取引所の外国部に株式を上場した。初日9月18日の終わり値は4630円(当日の米国値換算値は4610円)7050株の取り引きがあった。米国の店頭市場(NASDAQ)上場企業としては,初めての東証上場.
上陸話では,米大使館員も同席して話題となったASTの日電互換機だが,OEM先が見つからずに自社ブランドのみで発売するらしい。これでまた「日本は閉鎖的」と言われなければいいが.
(もっと)2
日本のノート型はHDD内蔵モデルが各社品薄だ。原因は2.5インチHDDの品不足のためという。というのも,ドライブを製造しているのが,日本ビクターや米Conner社に限られているため。そこでというわけではないが,今後の需要もにらんで,セイコーエプソンがディスク媒体の量産を開始し,東芝と米Quantumはドライブを発売する(Quantumのドライブは松下寿電子社製)。軌道に乗れば,HDD内蔵のノート型の価格も下がるだろう.
小型といえばハンディパソコンだが、先月も噂を書いた京セラの製品が9月4日に発表。日本電気もショウ前に発表の予定で,Worksを同梱しているのが特徴。ともに,先にJEIDA(日本電子工業振興協会)で決定した「ICメモリカード・ガイドラインVer.4」に準拠。このガイドラインに沿ったカードなら,異なるメーカーの製品に差しても利用できる。フロッピーディスクがMS-DOSマシン間で互換性があるように,「dir」とやればファイル名が見えるそうだ。すでに発表ずみの富士通やソニーのノート型も同じ仕様で搭載されている。ただ,フロッピーのように使えるSRAMカードは256Kbytesで3万5000円もする(三菱電機のサンプル価格)補助記憶装置として使うにはフラッシュEPROMなどを使った大容量かつ低価格のカードが出てきてほしい.
ちなみに,国際カードメディア協議会という組織には,出版社や印刷会社も参加しており,電子出版の媒体としての期待もある。ファイル形式がMS-DOSのイメージということだが,これを機に,さらに踏み込んで,グラフィックファイルの形式も統一してほしいところだ。そうでなければ,マシンやアプリケーションごとに異なる「電子本」を出さなければならなくなり,せっかくの標準化の意味が半減してしまう.
先月は無線電話が派手な動きをしていたが,今月はポケベルだ。東京テレメッセージが広域サービスの周波数を増やすと発表。また,ポケベル業者8社の提携も決まった。これによって,NTTにしかできなかった全国レベルでの受信が可能となる.最近,仕事だけではなく,待ち合わせ用に個人でポケベルを持つ人も増えたようだが,これでさらにNTT対新電電の競争が進むだろう.米国では無線電話を内蔵したノート型パソコンが出ているようだが,日本ではおなじみの「規制」によって,無線電話を外部機器と「合体」させられないという。電話とモデムやポケベルを内蔵して,受けたメッセージを画面に出すくらい,今の技術ならすぐにできる.
さて,PC-9801シリーズ用のWorksの出荷が始まったが,1億円をかけてキャンペーンを展開中.第1ロットは1万本の予定だったが,予約が殺到し、急きょ2万本にしたという話だ。どこまで話題をとれるか見ものだが,もう1つの台風の目であるアシストが,ダイエーと提携。低価格ソフトシリーズをダイエーで販売を開始し,最終的には同グループのローソンを含む全店で販売する予定。そうなれば,おにぎりといっしょにアシストシリーズが買えるわけだ。
PTAはボイスメールで
Intelがコンピュータ・チップを「芸術」として展示した.ニューヨークの近代美術館でのできごとで,同社のチップのマスクパターンを特別展示している。題名は「Information Art:Diagraming Microchips」EPROMのほか,486や386といったCPUもが1~2mのパネルとして展示されているという。確かにきれいなものだが,美術館で展示してしまうとはさすがだ(カシオの電卓やパソコンも同館で常設展示されている)特別展は10月30日までなので,近くNYに行く人はぜひどうぞ.
フロリダ州マイアミの小学校で,教師と親の連絡にコンピュータコントロールの電話器を使う試みが始まった。教師がメッセージを吹き込んでおき,親が電話でアクセスしてそれを聞くというもの。クラスでの出来事やその日の宿題から始まり,連絡事項,父兄会の案内などを提供するという。逆に親の側からもメッセージを吹き込め,欠席届けや質問ができる.教師1人ずつにアクセスコードがあり,父兄は電話をかけたあと,そのコードを押すしくみ。日本でいうところの「連絡帳」の代わりをボイスメールで行なうという感じで,かつ,24時間サービスされるのが特徴とか.でも毎日電話するのは大変だし,その日にどんな宿題があるのか親が一発で分かってしまうというのもねえ.それに,上級生なら,秘密コードをどこかで仕入れてハッキングできそうだ。
さて,おなじみ中国・東欧話にいこう。まず,先月は噂を書いたIBMと中国の合併事業が明らかになった.天津市にパソコンを製造するための合弁会社「天津先進通息産物有限公司」を設立。PS/2を日産100台のペースで生産するという.中国のパソコン市場ではIBM互換機が普及しており,本家として正式に参入する。1日100台というと少なく感じるが,中国のパソコン生産台数は年間10万台程度なので,その2割強を占める台数となる.日本からは,日本電気が中国にLSI工場を建設の予定.東欧向けでは,米Alliant社がハンガリーのプタペスト大学にスパコンを初めて導入。4つの大学が共同で利用するので,ネットワーク関連機器も同時に導入するという.IBMは,ルーマニアの子供病院にコンピュータと医療機器50万ドル分を寄付.また,Lotusは1-2-3の東欧版を出荷の予定。こうした東欧・中国関連ニュースは毎月絶えず送られてくる.
ノート戦争について書いてある。私がDynaBookを買ってからまもなく各社がノート戦争に参加したのか。1989~1990年はパソコンが大きく変化した開始年だったようだ。
「日本では型番を変えて値段を下げるという作戦が主体だが,米国ではそのままガンガン値下げする」そうだった。店頭での値引きが始まるとそろそろ新機種が出ると分かったものだ。新機種の登場時期が素人にも予測できそろそろ安くなるかなとパソコンショップに価格を確認に行ったものだ。
「(2.5インチHDD)ドライブを製造しているのが,日本ビクターや米Conner社に限られている」そうだったのか。日本ビクターはいつまでHDDを製造していたのか。「Quantumのドライブは松下寿電子社製」松下寿電子社は懐かしい。この当時HDDは日本製品が主だったのか。
「ICメモリカード」も懐かしい。これはSONYのFeliCaとは違って、また今のSDカードとも違う、PCカードのことだと思う。
私は職場からの連絡用に持っていたが、「待ち合わせ用に個人でポケベルを持つ人も増えたようだ」なのだそうだ。「受けたメッセージを画面に出すくらい,今の技術ならすぐにできる」子供たちが数字で4649とか0906で連絡取り合っていたのが思い出される。
「PC-9801シリーズ用のWorksの出荷が始まったが,1億円をかけてキャンペーンを展開中.第1ロットは1万本の予定だったが,予約が殺到し、急きょ2万本にしたという話だ」本当かこれ。そんなに初動が良かったのか。
「中国のパソコン生産台数は年間10万台程度」この頃は確かに脅威ではなかった。甘く見ていた。
エレクトロニクスショー'90の記事から写真をスクラップする。
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